世界大会から学ぶ~Valorant初心者がやりがちで危険な三つの行動~

挨拶

 

こんにちは、リプスコです。

 

初回なので、つまらない能書きは無しにして、とりあえず言いたいことをズバッと最初に書いておきます。

 

立ち回り改善に関しては、世界大会視聴が一番!

 

エイムに関しては射撃場なのかデスマッチなのかひたすらコンペなのか、上達方法は定かではありません。

 

ですがこれだけは言えます、立ち回りに関しては初心者〜中級者の域を脱するなら、大会を見るのが1番の改善方法です。

 

何故かといいますと、プロの立ち回りをパクってれば簡単に意表を突けるからです。何百何千時間とプレイしてるプロが色々試行錯誤した上の立ち回りなので、当然と言えば当然ですね。

 

いわば大会視聴とは、プロ達が本番まで積み上げてきた技術を盗む絶好のチャンスなんですよね。営業妨害になるかもしれませんが、プロのランク動画とかよりよっぽど参考になります。

 

そして今回は、そんなプロの試合を参考にしながら、初心者~中級者がよくやる3つの危険な行動について触れていきたいと思います。

 

触れる前に一つ言っておきたいのは、私がこれから言及する行動は、危険ではあるがメリットがないわけではないということです。

どちらかと言えば、初心者の方はこればかりをやりがちなので、他にもやり方はあるんですよ〜という標になれれば良いかなと思って書いています。このブログを読んでくださってる人に、少しでも気づきがあれば幸いです。

 

なお、参考動画は日本チーム同士!...としたいところですが、私があまり日本の試合を見る機会がないので、今回は世界大会の1動画を参考にさせていただきます。

 

今回は数ある試合の中でも、堅実な試合を得意とするGambitと100Tの試合を参考にしていきます。(8:08:01より開始)

 

www.youtube.com

 

それでは早速喋っていきたいと思います。

 

目次

 

 

1.スパイクは必ず誰かが持つ必要はない!

 

この見出しを見て、いや設置しないと勝てないデショと思っている方、全くもってその通りです。

しかし、私が言いたかったのは、スパイクをかならず攻撃フェース開始時に誰かが持っている状態ではなくても良い、ということです。

 

流石にスポーン地点に置いとくと何かと不便なので、AB間のローテーションをする場所に置いておくのが一般的ですね。

 

実際に、1試合目のアセントでは、1ラウンド目からスパイクをスポーン側に置くプレイスタイルをとっています。

 

このスパイクを持つ場合も持たない場合も結局はケースバイケース、一概にこうという決めつけはできないのですが、一般的な場合分けは簡単にできます。

 

スパイクを持たない場合:攻撃側の人数が各エントリーポイント毎に散らばっている場合

 

そもそもバラけて攻撃をするメリットとは、攻撃側の人数配置を読めなくする、逆に防衛側の様子を伺うことができるといったところになります。

 

敵が不用意に詰めてくるならかなり有利な撃ち合いに持ち込めます。それに防衛側がもし待ってるだけなら、アクションが無ければ動きようがありません。その後徐に集合して動いたり、一人だけ派手に暴れさせたりと、自由度の高い攻撃の手法になっています。

 

勿論デメリットもあります。まず一つは防衛側の複数人の詰めに押されること。もう一つはカバーができないので、一人二人で進行しすぎると待ってる敵に狩られて、一方的に人数不利を背負うことになります。

 

このバラバラで動く場合は、1の動きをしてスパイクを落とした時の被害がかなり甚大なのと、どちらのサイトに設置するかが開幕で決めようがないのでスパイクは置いておく形が多いです。もしランクでバラバラに動くなら、VCで置いておく旨を伝えてもいいかもしれません。

 

スパイクを持つ場合:スパイク持ちがいるエントリーポイントに味方が3人以上いる場合

 

この場合はさっきとは真逆で、
・3人以上いれば大体はカバーしてスパイク回収が出来ること
・スパイクをローテ場所まで拾いに行くのが難しくなること
・3人以上はセットプレーからの設置が可能になる人数

 

などの理由でスパイクを持つことが多くなります。この攻め方のメリットはキルが発生した時の速攻性、カバーなどによる人数交換の堅実さです。

 

確かにこの片サイトに重く圧をかけて攻めるやり方が初心者向けであることは確かですし、実際刺さることも多いです。これがスパイクを開幕で持つ要因にもなっていると思います。

 

しかしやはり敵が上手くなると一辺倒な攻め方では通用しなくなってきます。そういった場合に、違うカードが切れるかどうかで勝率は大きく変わるのではないでしょうか。


2.防衛時、ミニマップを見てローテをしろ!

 

いや見てますよ?敵がいっぱい映ってからちゃんと移動してますと思っている方、確かにあなたは正しいローテができているのかもしれません。しかし私はプラチナダイヤでもあちゃ~なローテを見ているので、失礼を承知で言わせていただきます。

 

ミニマップや報告でサイトのエントリー及び制圧が確定していない限りは、必ず一人は逆サイトの様子がわかる安全地帯に残って下さい。

 

実際にプロの試合を見てても、一人二人の人数差がついたくらいではそうは動きません。

 

実はサイト内でローテが間に合わず一人死ぬより、サイトを完全に明け渡して裏を取られる方がずっとキツイです。もし空のサイトに敵が入ればどこからでもフリーキルを狙える状態になります、これはかなり恐ろしい事態ですよ。スポーンまで確保された暁には大惨事が巻き起こります。

 

それよりはある程度のところでラークを抑え、ここまでは敵がいないっていうエリアをキープした方がリテイクはかなり楽です。

 

そんなこと言ったってローテ遅かったら味方死んじゃうよ、と思う方もいるかもしれませんが、そういう時は味方を死なない場所まで引かせて下さい。どこにいるかも分からない敵がいるよりは、ある程度の位置を特定してある敵と戦った方が勝率は高いと思われます。

 

もちろん敵が一生ラッシュをしてくる、エコラウンド下での作戦など例外もあります。


しかし、どれだけポイントを取られ続けても4ラウンド目までは我慢するのが得策かと思われます。敵の立ち回りを2,3ラウンドで特定するのは少し早計です。まずは我慢して敵の動向、立ち回りを把握して読み勝つことができれば、試合全体を通してみると有利に働くはずです。

 

ローテのタイミングを細かく説明するのは難しいので、そこはプロの大会動画を見て勉強してみたり、あとは経験で上達するのみだと思います。

 

ベルリンの試合を一通り見れば自然と分かってくるようになると思います。多分動きをまんま真似してみても刺さると思うんで、参考にぜひどうぞ。

 

3.マネーとラウンドを秤にかけろ!

 

2、3人がフルアーマー2900買えないから全員シェリフにしよう、なんてBUYをよく見かけます。

 

確かにマネーを揃えるのは大事です。一人だけずっと無理BUYしてる人は言語道断です。しかし、買えるラウンドをエコにした時は少し歯痒い気持ちになります。

 

実際にプロの試合を見ていても、ライトアーマーやガジェットを削ったり、スペクターで妥協するシーンは山ほどあります。参考にするシーンとしては、アセントなら9ラウンド目、アイスボックスの9ラウンド目、スプリットの8、10ラウンド目などでしょうか。(8:23:01,9:19:16,10:27:25,10:33:53)

一人や二人の武器が渋くても買っちゃうやり方もあることを覚えておきましょう。

 

逆に、エコラウンドだとしても、次のラウンドで買えるように、なおかつなるべく強い武器を買ってマネーを調整するやり方もあります。アイスボックスの23ラウンド目、スプリットの11ラウンド目なんかがわかりやすいかも。(9:55:14,10:35:40)

 

ここから先は、マネー管理をするにあたって大事な三つの要項をまとめてみます。

 

ult管理

 

ジェットultがあれば実質2人分のBUYになりますし、他にもレイズブリムソーヴァなど数々のキルを生み出すultを駆使すれば、1人2人の武器差など簡単に埋まります。
逆に敵のultが溜まりまくってる状態では、攻めたBUYをするのにも慎重になってもいいかもしれません。

 

マネー計算

 

デスして負けた場合は1900、2連敗なら2400、3連敗なら2900。それに加えてキル数×200、スパイク設置で300クレジットが貰えます。

これならば、少なくとも500円があれば次のラウンドはライトアーマー+2900が買える計算になります。逆にオペレーターを買うためには、アーマーガジェット無しでも1800は余らせなければいけません。こういった計算式はかならず頭にいれておきましょう。

 

ラウンド数

 

ラウンド数は優勢でも、武器は削られてて金がない場合は焦って武器を買うメリットも薄いです。
逆に連敗しまくってもう後がないなんて時は、積極的に不完全なフルBUYを積極的にしても良いかもしれません。
BUYの判断はそのラウンドだけでは無く、今後のラウンドにも影響が出ることを理解しなければいけません。

 

こういった色々なシステムを鑑みた上で、次のBUYラウンドでガジェットや武器を揃えるために節約するのか、このラウンドに賭けて次が多少キツくなっても買うのかを考えるようになれれば、おのずと勝ちは増えてくると思います。

 

終わりに

今回は初心者の方々の一助になれればと思い、このようなブログを書かさせていただきました。特にマネー管理のところは書き込む注意事項が多く、結果として初心者の方にはわかりづらかったかなと反省しています。

 

あーだこーだと説法を垂れましたが、初心者の方には無理して強くなろうとはせず、ゲームを楽しんでいただくことが一番だと考えてます。

こういうやり方があるよと提示させていただきましたが、絶対に矯正しろなどということではありません。こういった競技性の高いゲームだからこそ、さを求めるあまりに味方にきつく当たるような人よりも、強さは二の次で楽しさを追求できるプレイヤーが増えてほしい今日この頃です。(迷惑行為は除く)

 

今後も大会などを見て、面白かったり気づかされたことがあれば不定期に更新していきたいと思います。よろしくおねがいします!